【書籍】20歳の自分に受けさせたい文章講義
『読書革命』にあったインプット方法を試してみた。
中古で帯はなかった。
著者の本も読んだことがあったため(嫌われる勇気)、主に目次から「ステップ①予測読み」を実施。
もともと、書くための知識を取り入れようとして購入したので、あまり予測に力が入らなかった。
その後「ステップ②断捨離読み」へ。
なるべく内容を読まないようにして、気になるところに付箋を貼る。70~80枚くらいの付箋になった。
270ページ程の本なので、1/4くらいには圧縮できたのかな。
『読書革命』では、「200ページの本が40ページくらいになる」と言っていた。
まぁ、そんなものかな。
最初だしな。
「断捨離」の感覚は何となく掴めたような気がする。
本著は辞書的な使い方をする。
本としての目的はあるが(「『話せるが書けない』を解消したい」と言っている)、それを達成するためのテクニックや考え方がふんだんに散りばめられている。
人によっては、
「全ページ付箋」
というケースもあるのではないか?
ビジネス書や自己啓発本はやりやすいのかもしれない。
3つとか6つとか、言いたいことが明確に柱として存在しているケースは、そこを切り取るイメージで読んでいけば良い。
◼️文章の「視覚的リズム」
・句読点は一行にひとつ←「一つ」と使いがち。ひらがなにした方が見やすいな。
・改行のタイミングは早くていい
内容だけでなく「見た目」にも気を配る。
・漢字とひらがなのバランス
これにカタカナも含めたいな。本文には割合はのってなかったな。
◼️音読でなにをチェックするか
自分の言葉と、自分のリズムで書いた文章を音読しても、新しい発見はない。
じゃあ、何をチェックするか?
・読点「、」の位置←これは視覚的リズム
・言葉の重複を確認
◼️断定はハイリスク・ハイリターン
これを避けるには?
論理だ。
断定箇所の前後を、しっかりとした論理で固めるしかない。
↑
「前後を」の後ろに読点入れるんだな。
この長さなら一気に書いてたなぁ。
どんなに正論であっても、強く断定すると反発が出てくる。
だから論理で固める。
じゃあ、どう固めるか。
◼️構成
カメラワークを参考にする、と良いらしい。
具体的には、カメラの「位置」と「距離」、そして「役割」である。
①導入:客観(俯瞰)のカメラ←遠い
└映画の予告編と思って導入文を書く!
└インパクト優先型
└寸止め型(見せない手法)
└Q&A型
②本編:主観のカメラ←近い
③結末・エンディング:客観(俯瞰)のカメラ←遠い
◼️主張・理由・事実
この3層構造が守られているのが『論理的文章』。
主張とは?
「結局なにが言いたいんだ?」
という問いに"ひと言"で答えられるもの。